GEARBESTさんより、Xiaomi Redmi 4A 4Gと言う機種を送って頂きました。

中国のネット通販の会社ですが、世界的に展開されているので、サイト自体は英語になっています。

通貨は日本円にも出来ます。紹介するXiaomi Redmi 4Aは、廉価機で1万円しないような端末です。1万円以下なので、別途関税は掛からないようです。

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今回はDHLの飛行機便で送っていただきました。船便だと結構な日数が掛かるようですが、飛行機便は数百円かかる物の4日ほどで到着しました。

DHLの配達の方はスマホを持っていて、受取の際はそこに指でサインします。

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中身はシンプルな箱です。対応言語が書かれていますが、デフォルトは英語で設定されています。日本語も一応選べたのですが、一部だけの変更で殆ど英語のままです。

と言ってもAndroid端末使ってる人だとあまり気にならないかもです。

 

写真だと箱は真っ白に見えますが、押し込まれた文字で4Aと入っています。

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デザインはオーソドックスな形状ですね。

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説明書にUSB充電機(5V1A)、USBケーブル、説明書が入っています。説明書は中国語で書かれた物になります。

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起動させるとシャオミのロゴが出てきます。

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スペックはこんな感じです。Android6.0にUIがMIUI8と言う物が乗っています。Googleストアなども最初から載っているので、Nova Launcherに載せ替えたりしたら、拍子抜けするほど普通の端末です。

Xiaomi Redmi 4A 5.0 inch 4G Smartphone MIUI 8 Snapdragon 425 Quad Core 1.4GHz 2GB RAM 16GB ROM 5MP+13MP Cameras Bluetooth 4.1 Infrared Gyroscope WiFi Direct
Main Features:
Display: 5.0 inch, 1280 x 720 pixels HD screen, 296PPI
CPU: Snapdragon 425 Quad Core Max 1.4GHz
System: MIUI 8
RAM + ROM: 2GB RAM + 16GB ROM
Camera: 13.0MP rear camera + 5.0MP front camera
Sensor: Gravity Sensor, Gyroscope, Infrared sensors
SIM Card: dual SIM dual standby, Nano SIM / Micro SIM / Micro SD card
Feature: GPS, A-GPS, GLONASS, Beidou
Bluetooth: 4.1, Bluetooth HID
Network:
GSM B2/B3/B5/B8
WCDMA B1/B2/B5/B8
TD-SCDMA B34/B39
CDMA2000/1X BC0
FDD-LTE B1/B3/B7
TD-LTE B38/B39/B40/B41(2555-2655MHz)

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UIは速攻載せ替えです。ボタンは液晶外なのですが、並び方がギャラクシーと同じで右側が戻るになっているので、気になる人は気になるかと。

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背面はプラで出てきていますが、本体はかなり薄いです。5インチサイズですが、プラのおかげか軽量です。

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基本英語版と思えば良いと思います。日本語化と言っても殆ど変わってくれません。

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16GB版ですが、実質10GB弱の容量です。MicroSDカードはDualSIMと排他になります。

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SIMはデュアルソケットですが、3GがCDMAとの組み合わせとかちょっと癖がありますね。デュアルでは待ち受け出来ないようです。また、日本のプラチナバンド系はすべて駄目です。

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Snapdragon425と聞くとかなりしょぼそうですが、メモリーは2GBあり普通の操作は問題無い感じです。ただ、3D系はは全然駄目な感じです。

ブラウジングや動画、2Dゲーム(クラクラなど)は引っかかる様な事も無く、大抵の人はこれで困らないような気がします。液晶表示は、少し黄緑よりだと思います。

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antutuのベンチだと、Xperia Z3と比べてもこんな感じです。

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3DMARKもかなりの大差がつきます。もっとも表示が崩れたりとかは無いようです。

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温度はベンチ中でも殆ど変わらず、この辺りの出来は悪くないんじゃ無いですかね。

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音質は解像度感は少ない物の、Xperiaみたいにシャオミの純正イヤホンのイコライジングがあり、そこそこ低音ブーストなのでカバー-出来そうです。標準のプレイヤーで、ハイレゾのFLACなども再生出来ました。音質は聞けないレベルとかで全無く、1万円以下でMP3プレイヤーなんて考えるともう充分過ぎると思います。アンプはそこそこしっかりしているのかボリュームはかなり大きく出せる感じです。本体のスピーカーは下部の背面から出ていますが、こちらは値段なりって所でした。

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カメラは1300万画素f/2.2でこんな感じの写りです。特段なんて事は無いですね。ただ、ピントが合ってから動作がもの凄く速いので、音も無く一瞬でシャッターが切れて撮れたのかな?なんて思う感じです。

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この機種で一番気になったのは充電時間です。QC対応のアダプターで試しても対応してないらしく、もの凄く時間が掛かります。1Aも届かないので、3120mAhの充電はいつまで経っても終わらない感じがしました。

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と言うわけで、Xiaomiって最近イヤホンや炊飯器などで名前は聞いている物の、たかだか1万円弱の端末なので予想通りしょぼいのだったらどうしようと思いましたが、予想外の出来の良さでした。液晶も綺麗ですし大抵の人は、これで文句ないレベルじゃ無いでしょうか。もちろん3Dゲームもやりたいって人には向いていないと思います。

日本製のスマホは、この値段で勝負しないと駄目だとかだと、ホント商売にならないって感じだと思います。

何もかも無難に作られていますが、何より圧倒的な価格が武器の端末だと思います。

動きは動画でどうぞ。