最近Windows95-Me辺りの再セットアップも多くなってきたので、ついでに仮想環境も整えることにしました。

VM Playerなんて、結構前にXPの環境を作っていましたが、いつの間にかその環境もどこかに行ってしまいました・・・。今見てみると名前も「VMware Workstation Player」なんて名前になっていおるんですね。

早速セットアップしてみました。

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先に記録を取らずにWindows98SEをセット完了してしまったので、今回はWindowsMeの手順でやってみます。まずはPCのハードウェア仮想化拡張のIntel VT-xをオンにします。(デフォルトでそうなってるもあると思います。AMD機ではAMD-V)

自分のHPのノートPCはF10キーを押しながら立ち上げてセットします。

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VMware Workstation Playerをインストールします。今回はWindowsのOSのCDは仮想化してISOファイルにしています。

新規仮想マシンを選択してスタートです。

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OSのイメージファイルを選択します。

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仮想マシンの名前と保存場所を指定します。

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仮想環境のHDDを確保します。Windows98クラスだとデフォルト8GBくらいで充分かと。保存形式は移動することもあると思うので、複数ファイルを選択しました。

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こんな感じでセットアップ開始です。

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インストールは自動でWindowsがセットアップがされるわけで無く、実機のPCと同じくFDISKで領域確保し、フォーマットしてから行います。今回はCドライブに2GBで残りをデータドライブにします。昔の癖で、CDドライブからセットアップして途中でコケると嫌なので、一端Dドライブにセットアップファイルをコピーしてから、Windowsをインストールしました 。

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セットアップ開始です。

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残り時間20分なんて出ますが、2分くらいも有ればセットアップ完了します。セットアップ完了直後はドライバー類が当たっていないので、下に出ているVMwareToolsをセットアップします。

VMと実機と仮想環境のマウスカーソルの行き来はALT+CTRLキーです。

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VMToolsは、仮想環境内のCDとしてマウントされそこからセットされます。セットが終わったらグラフィックや音も綺麗に出るようになります。

Windows98だと、音源がサポートされていないので、自分でドライバーを拾ってくる必要があります。(SBPCI_WebDrvsV5_12_01.exeやeapci8m.ecwで検索)

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VMToolsでもすべては解消できなくて、USB2.0のデバイスは汎用ドライバーを拾ってきます。(nusb33j.exeで検索)拾ってきたファイルは仮想環境にドロップすればコピーしてくれます。

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後は「PCI System Peripheral」と言う物が残りますが、こちらはVMの定義ファイルの書き換えで消えます。

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vmxファイルをメモ帳辺りで開いて

vmci0.present = “TRUE”

vmci0.present = “FALSE”に変更します。

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綺麗さっぱりしました。

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ファイルの入れ込みもドロップしていけば良いので、今回実機で作り直した際に集め直したフリーソフト類を入れ込んで似たような環境にしていきます。