BOSE SOUNDBAR 500と言う、最近流行のテレビの下に置くスピーカーを「レビュークラブ」と言う所から借りて視聴してみました。
この手の物は、3万円台のクラスがメインだと思いますが、このサウンドバーは税込みで7万円ほどするようなものです。さらに上位機種の700と言うモデルもありますが、そちらは10万円を越えています。

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箱を開けるとACアダプターやリモコンが入っています。他にHDMIケーブルとADAPTiQ用ヘッドセットと言う、リスニングポイントでスピーカーの調整する機材が入っています。スピーカーのサイズは、横80cm,奥行き0.16cm,高さ4.44cmで重さが3.18kgとなっています。

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今回は普段使っている40インチのモニターとプロジェクターで試してみました。プロジェクターで元々使っていたのは、サウンドバーの後ろにある小さなワイヤレススピーカーです。値段も10倍違うので比較するとかわいそうではありますが、コレとの比較になります。

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サウンドバーは、最近のテレビなどにHDMIのeARC対応であるものだとそちらを接続し、それ以外は、光ケーブルかBluetooth接続になります。このサウンドバー自体は無線LANにも対応していて、インターネットラジオやアマゾンのAlexaが使えたりします。選曲の操作自体はスマホから行います。eARC対応機器を持っていると、セレクタも必要無く便利そうですが、うちはテレビではなくパソコンモニターで、残念ながら対応していませんでした。今時のシステムなのか、アナログソースの入力は無いようです。

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最初にBOSE MUSICと言うアプリをダウンロードしてスピーカーのセットアップを開始します。

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Bluetooth接続でサウンドバーを見つけてくれます。

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後は指示に従い設定をしていきます。パッケージに付属の紙のマニュアルには、ほぼ何も書いて無くて、スマホアプリがマニュアル代わりとなっている感じです。

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先ほどのADAPTiQ用ヘッドセットを頭にかぶって、部屋の何カ所かに移動し、スピーカーから出るテスト音を拾って部屋の状態を確認して貰います。

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設定が終わるとこんな感じです。オーディオセットも持っているのですが、最近はスイッチ入れるのもめんどくさくて使っていませんでした。今回は、AmazonのFirestickTVで映画を視聴してみましたが、BOSE独特のヘビーな音を鳴らしてくれます。よく出来てるなぁと思うのは、それほどボリュームを上げなくてもそれが判る感じです。少し気になるのは、AmazonのFirestickTVをBluetooth接続で鳴らしていると、干渉することがありました。stickの電源を入れ直したら帯域が微妙にずれてくれたのか、ぶつ切れが収まったのですが、Bluetoothを使用する場合は、出来るだけ無線LANを5GHz帯のものにした方が良さそうです。

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プロジェクターでも試してみました。正確なサイズは判りませんが、120インチくらいですかね。モニターと比べて対角線で3倍くらいだと思います。

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普段使っていた、小さいワイヤレススピーカーでも、それだけ使っていたときは、結構しっかり鳴っていると思っていましたが、聞き比べると全く桁違いでした。音の感想は中々難しいのですが、店頭でも聞けるBOSEの正にあの感じです。好き嫌いはあると思いますが、電源一本でシンプルな配線となり、かなりお手軽なのが良いです。正直ここまでの値段を出さなくても良いのかも知れませんが、小さいスピーカーとは桁違いなので、テレビにつけるだけでも、音が全く違うレベルになるのが良いですね。やっぱスピーカーはある程度サイズも必要ですね。プロジェクターと、モニターの視聴位置が違い簡単に動かせるサウンドシステムが有り難いです。

他にAlexaの機能も試してみたのですが、こちらはGoogleHOMEとそれほど大差なく、時刻・天気以外は、全く同じように「すいません、お役に立てそうにありません」になってしまいます。AIスピーカーも最近はおとなしくなってしまい、進化が遅いのが残念です。一応音量も声で操作できますが、ちょっと上下が乱暴な感じなのでリモコンを使うのが、まだ安心だと思います。まだまだシヨボメの受け答えしか出来ないので、AIスピーカーとしては豪華すぎるかなとも思いますね。