coviaのBREEZ Book W11と言う2 in 1のPCが送られて来ました。

レビュー用に頂いたのですが、10数年blog書いててPCをレビュー用に頂けたのなんて初めてです。

coviaってどこかで聞いたなと思ったらi-dio内蔵のスマホを出した所ですね。最近ではWindows Phoneにも参入しているようです。W11はAmazonやヤフーなどで売っていて29,800円です。必要な機能を絞って低価格にする路線です。

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シャープを買ったfoxconnとのコラボモデルらしいです。

 

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箱からしてガッツリ重い感じでした。

 

仕様は下記の通り。フルHDのIPS液晶(ちょっと黄色いけど)が良いところで、残念なのはストレージが32GB、メモリーも2GB、重さが重いって事ですかね。あと、電源用LEDランプが明るすぎるかな。

OS Windows 10 Home 64ビット    
プロセッサ インテルR Atom X5-Z8300    
メモリ 2GB DDR3L    
記憶装置 32GB eMMC    
画面 11.6インチ フルHD IPS液晶 1920(横)×1080(縦)  
タッチパネル 静電容量式タッチパネル (10点マルチタッチ対応)    
カメラ メイン200万画素 フロント200万画素  
サイズ 質量 約800g 寸法 30.2cm x 18.5cm x 0.8cm 【キーボード装着時】 質量 約1430g 寸法 30.2cm x 19.3cm x 1.7cm
カードスロット microSD カード×1(SDXC 128GBまで対応)    
無線LAN IEEE802.11 b/g/n 準拠 (2.4GHz帯)    
Bluetooth Bluetooth 4.0 Smart Ready    
USBポート Micro USB 3.0 for OTG ×1、Micro USB 2.0 ×1    
ヘッドフォン端子 3.5mmヘッドフォン端子(CTIA)×1    
スピーカー 1W × 2    
マイク 内蔵    
キーボード 着脱式日本語キーボード    
センサー 3軸加速度センサー、照度センサー    
電池 内蔵リチウムイオンポリマーバッテリー 駆動時間 約7.6時間 ※ バッテリー駆動時間は、JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver2.0)に基づいたものです。使用状況や設定により変動します。

 

箱の中身はタブレット本体とキーボード、ACアダプターに説明書が付いています。最近新しいPCを買う事が減って説明書が付いてるのかさえよくわかっていませんでした。Windows10なんて画面構成をコロコロ変えるしメーカーは大変ですよね。

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キーボードは英語配列の物をプリントとキーコードを変えたような配列ですね。おかげで右Shiftキーとか無いです。このキーボードAmazonのレビューとか読むと反応が悪いとか書かれていますが、初期不良で回収されてるようです。送られて来た物は、キーの反応に関しては問題無いです。ただ、「ろ」のキーと「¥」のキーが間違ってる気がします。「¥」のキーは全然反応せず「ろ」を押せば¥が入力されます。

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合体するとこんな感じです。アルミ筐体らしく、この値段ですがかなりがっちりとした物です。プラとは違って高級感がありますがやっぱ重いです。

接続はマグネットで寄せされるので、付いたり外したりは簡単で引っかかることも無く、接合部の作りは良かったです。

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本体の重さを計ると820gあります。

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キーボードは643gで合わせると1,463gとなり、最近出ている11.6インチの3,4万円クラスのPCよりはかなり重めだと思います。

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USBからも充電出来ますが、専用の端子もあります。そのACアダプターも付いています。こちらの方がチャージは早そうです。

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側面は電源ボタンにボリュームで、タブレットらしい感じですよね。

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反対側はヘッドセットの端子にUSB3.0と2.0のMicro端子です。ここは普通サイズが欲しいところですが、厚さ的に厳しいんですかね。

他にMicroHDMIの端子とMicroSDカードのスロットです。SDカードは刺しても飛び出さないで刺しっぱなしOKです。

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起動時のロゴはcoviaと出ます。

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起動したての時は16.7GBの空きがありますが、Windowsのアップデートを1回しただけで残り13GBを切りました。32GBだと最終的にパッチで埋まってしまい、アプリのインストールが殆ど出来なくなるのが気になります。このクラスだとメモリー容量より大事かと思っています。

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合体した状態だとAirくらいに思えますが、タブレット側が重いのでちょっと不安定です。画面の角度はある程度調整出来ます。

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実際ATOMのスペックってどうなの?て事で、似たような物だと思うCore2Duo1.4GHz+Radeon HD 4330搭載のCULV機「GatewayのEC3800-45K」と簡単に比べて見ました。

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3DMARKはCloudGate位が精一杯ですが、Radeon HD 4330を積んだ物よりは早いです。

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ストレージはeMMCですが、古い500GBのHDDよりは良いですね。

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CPU-Zのベンチだと、シングルだとCore2の方が早いです。コア数は4対2で同じくらいと。分散処理できるかどうかでかなりスコアが変わりそうですね。

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新しい物はどちらも厳しいので古めのベンチですが、最近のアクセラレーターはDirectX9辺りは苦手なので、ATOMには不利なベンチです。

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上がW11で、下がGatewayのCULV機です。それでも頑張っていますよね。

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OpenGLは目に見えて全然速度が違いました。もっとも使うアプリを何にするかで結果が大きく変わりそうですよね。この辺りは得意不得意が大きく出そうです。

 

W11については、ストレージも少なくメモリーも2GBなので、無理せずiPadみたいにタブレット+キーボード付き辺りで使うのが良いと思います。

同クラスだと解像度が低い物も多いので、高級感のある筐体でフルHDの解像度を生かして家でビューワー的に使って偶に持ち出すって感じかなと思いました。

動画もあります。時間があればどうぞです。