EaseUS Softwareの方から、EaseUS Todo Backupのレビュー書いて貰えないかと連絡を頂きました。最近SSD化やHDDの引っ越しに、ちょうどこのツールばかり使ってたの記録ついでに書いてみます。
今回は、Windows10にも正式対応した「EaseUS Todo Backup Workstation8.6」を使いました。一応ライセンスもいただけたのですが、その時のバックアップやDiskのクローンだけであればフリー版や体験版で事が足りると思います。定期的にバックアップを取る場合や、商用利用や複数台のバックアップを集中的に管理する場合は、購入して使う必要があります。
今回はWindows10の入ったHPのnx6320をクローンでDiskを拡張します。ちなみにHPの6710bもこのツールで先にSSD化しています。
このツールの便利なところは、OSを起動したままバックアップやクローンが行えるところです。また必要なパーティションのみや、大きなサイズのHDDから小さなSSDへクローンも簡単です。
SSDに付属のツールでも出来るのもあるんですが、必要なドライブだけチェック入れるのとサイズ変更がドラッグだけで出来るのが便利です。
ツールはこちらのダウンロードから落とせます。インストールは迷うこと無く入れられると思います。(他にパーティション変更ツールなどもあるので、ダウンロードソフトの名前は間違えないように)
ライセンスを聞いてきますが30日は試せます。
起動して右上にあるクローンを選択します。今回は250GBから320GBへと微妙な容量です。手持ちのHDDで大きいサイズのが余ってなかったです。SSDの場合は、アライメントを効かせるために下にある最適化にチェックを入れます。
まるまるコピー後にも、別のパーティション変更ツールで変更できますが、先にサイズを変えておきます。
コピー開始です。
コピーが始まると最初の頃は、15分ほどで終わりそうな表示ですが、この表示は残念ながら当てにならなくて・・・
結局2時間掛かりました。
HDDを入れ替えれば、何事も無かったように立ち上がります。
入れ替え前のHDD
入れ替え後のHDDです。速度は変わらないですね。
と言うことで、クローンでDATAドライブが必要ないって時など、コピーするドライブのチェックを入れずにコピーするだけで終わってくれます。
今回は、ワークステーションタイプなので、HDDの仮想化機能も付いています。そちらも試してみました。もう遅くて使うことが無くなってきたPCを仮想化してしまいます。
そうそう、このツールの対応OSはXP-10までとなっています。
右上のメニューからP2Vコピーを選択します。
仮想化するのはCドライブだけで良いのでそちらを選択します。バックアップ先はUSBのHDDにしています。保存先はファイルが落ちるだけなので、SDカードでも何でも良いです。
作業は40分ほどで終わりです。使わなくなって廃棄するXPマシンなどは一応こう言うので残しておいても良いかもです。もっとも元のHDDの容量が大きいと厳しいですが。
Haswell仕様のCorei7の載ったPCにVMPlayerをセットします。
読み込ませるとSysprepが掛かるので、デバイスを勝手に認識しますがVMTOOLSを入れるまではマウスが動かなかったりしました。
ツールを入れていくと動き出します。
元のPCよりサクサク動いてくれますね。もとのはCeleron M(1.2Hz)です。
最後にパーティション変更ツールもよく使うので紹介しておきます。Windows7から10に上げる際、先頭のシステム予約のパーティション容量が小さくてアップグレード出来ず、このツールで全体をずらしてインストール出来ました。こちらもFree版でその辺りが使えます。
今回はクローンで大きいドライブに、前のレイアウトのままそのままコピーした後、未割り当て部分を拡張します。
ツールを起動させて、Dドライブをドラッグして最後まで広げます。
最後に変更を確定したら修正が走って終わりです。システム領域が絡む場合は一度再起動が掛かり、起動前に変更処理が行われて再度立ち上がってきます。
こんな感じで、簡単なのと自分の用件ではお試しやフリー版で充分事足りる事が多いのでよく利用させて頂いています。