お盆前にKoukさんからT-01Bをいただいたのですが、実はもう一台すてきな物を頂いていました。
あの、WILLCOM D4です。これがPHSの電話機?って感じですが、スマホなんて言い方も無い時代でZERO3の大型判くらいの勢いで作ったんでしょうね。
このSHARPのシリーズは場所の問題で、USBがminiAというちょっと変わった物です。
あんまり売っていないのでちょっと高いのですが、Amazonで700円弱だったので購入しました。
マニュアル本体、予備電池、それに既に交換されたHDが外付けケースに入っていました。
元々40GB内蔵ですが、80GBに換装済みです。バラスのが面倒なのと、何より今更ZIFタイプの1.8インチHDなんて高くてとても買えません・・・。ありがたいことです。
元々はATOMのZシリーズ(Z520)で1.3GhzのCPUに1GBのメモリー、さらにVista搭載とかなり厳しいスペックです。
特徴は、スライド式のキーボードです。スライドするだけで無く、机の上で使うときは液晶部分が起き上がります。キーボードは思っていたよりずっと使いやすかったです。
他のマシンと比べるとこんな感じです。LOOXより少し小さかったんですね。LOOXのつるつるしたキーボードよりこっちの方が良い感じと思います。
各端子類を紹介です。
こちらがminiAのUSBです。普通のだとどれほど楽なのか・・・。
カメラがついています。綺麗さとかじゃ無くついてるかが重要・・・。VAIOのTypeUのも使ったこと無かったかも・・・。
電源ボタンや、カメラ、画面回転、ヘッドフォン端子が並びます。ヘッドフォン端子は携帯型のものです。
ワンセグ内蔵なのでアンテナと画面が感圧式のタッチパネルなのでペンが内蔵されています。全部入り端末目指していますよね。
こちらはバッテリー。スマホサイズのバッテリーでこのPCじゃ1時間とか言われていますが、試しに使ってみると1時間も持たない感じです。絶えずバッテリーの警告が出てる感じです・・・。
MicroSDカードとPHSモジュールのW-SIMを指すところです。PHSモジュールをSIMって呼ぶのはすごいですよね。そろそろ忘れ去られて行きそうなモジュールですね。
画面の脇がタッチパッドになっています。触ると光ります。ちなみにキーボードも光ります。このあたりの紹介は今更過ぎますかね。
電源はこんな感じです。ACアダプターは小型です。ケーブルが細すぎるので頼りないですが、持ち運びには便利そうです。
で、ここからはOSのセットアップです。今回はVistaじゃなくてWindows7で行きます。今なら8だろって話もありますが・・・。どうも先人の方々の情報を検索すると、内蔵の無線LANが使えないらしいので、今回はパスしました。
起動させます。ロゴはかっこいい感じですね。
BIOSの状態を確認して、USBの光学ドライブ起動にします。
セットアップ開始です。
メモリーが1GBしかないので、軽いOSとネタ的におもしろそうなWIndows7 Home Basicを入れてみました。
ドライバー類は手順通りに戻していけば問題有りませんでした。
エクスペリエンスインデックスはこんな感じです。XPだろうが7であろうが1GBは今更きついですよね。グラフィック用のメモリーにも取られるので、実質768MB位なのかも。
Diskは半分ずつに分けてこのくらいです。LOOXは30GBのSSDで常に真っ赤な状態なので、こちらはかなり余裕な感じです。
パッチ類を当てていきます。1回じゃ終わらないので一番時間がかかるところですね。
メモリーは余裕無しです。
Diskスピードはこんな感じ。何とか使えるって所ですね。
後はMicroSD買ってReadyboost使うかどうかで終了ぽいです。
セットアップしてバッテリー運用させてみたいしましたが、標準だとほんと無理な感じの速度で電池が減りますね。大容量バッテリーで何とか使えるって所かと。Diskの速度は遅いんですが、7の方でうまくやっているのか、数字ほど駄目な感じはしないです。動画再生は再生支援がある程度聞くのですが、それでも読み込みと同時だときつい感じですね。この辺りはLOOXで体験済みです。Windows7のBASICはちょうどVistaのBasicみたいな感じです。スターターは壁紙さえ変えれないのでこっちにしました。極限まで削るならスターターで良いんでしょうけど・・・。
とりあえず、セットアップも完了したので持ち出して遊んでみたいと思います。本体はとても軽いのでHDが入ってることを忘れないように丁寧に扱わないとですね。