うちの人が昔使ってたPCを発掘してきました。引っ越し以来、開かずのダンボールの中にありました。
物は3台ですが、まずは1台目。COMPAQのARMADA1590DTと言う物です。
起動させるとRedhatが入っていました。Linuxの勉強に使ってたそうです。2000年以前に使ってる人は少なそう・・・。
状態はまずまず綺麗な感じでした。バックライトも痛んでない感じ明るかったです。
スペックはMMXPentiumの166MHz、32MB、2.1GBのHDD、SVGAのモニターでWindows95が入った物で1997年に発売されたPCみたいです。
キートップもかすれなく綺麗でした。
PCカードにフロッピーです。フロッピーは最初動かなかったのですが、何度かチャレンジしたら動き出しました。
面白いのが背面です。最初ACアダプターが見つからないと探したのですが、裏を見たら電源ゲーブルをそのまま直結です。ACアダプター内蔵なんて珍しいですよね。
反対側はバッテリーとCD-ROMドライブです。
驚くべきはこのニッケル水素電池で、充電したら普通に使えました。1時間くらいはMobile出来ますよ!PC本体は3.4Kgですが。
早速開けます。キーボードは立てかける穴があったり昔のPCは余裕がありますね。
早速設定してきます。メモリーは空けると16MBのEDOが刺さっていました。内蔵が16MBみたいなので、64MBを刺せば最大の80MBに成るそうです。
取りあえず、壊れたLet's noteのAL-N4から32MBのメモリーを抜いてきました。
HDDはパスワードも判らないLinuxなので入れ替えます。
厚さ1.5mmくらいのHDDですね。
早速交換です。が、ここに写ってる12GBは使えませんでした。8.4GBの壁があるのかも知れません。それ以前にBIOSの出し方が判らなく、他にも何台か刺したのですが、結局6.4GBの物しか認識してくれませんでした。手動でシリンダー数とか入れるタイプなのかも知れませんが、BIOSの出し方がどうも判らなくて・・・。
蓋開けついでに内蔵電池も交換します。CR2032でしたのでいつものテープで留めておきます。
パーツ入れ替え完了なので、起動させます。メモリー認識OK。64MBのEDOのDIMMをヤフオクで見たら高い高い。98なら128MBくらいで使ってたけど仕方無いですね。
とりあえず入れ替えたHDDは、DOS環境の入ったDISKでした。
ベンチも有ったので走らせました。Celeron366MHz(数値は2,500)とかと比べるとかなり遅いです。この頃って数年で格段に性能が上がりましたよね。
DOSでV-TEXTでも良いのですがファイルのやりとり面倒だしで、Windows98SEをセットアップします。昔買ったDOSゲームでも遊ぼうかと。
セットアップしたのですが、CDがデバイス上は認識してもドライブが出てきません。PCカードも同じくデバイスとして認識しても、ドライブが出てこないです・・・。
仕方無いので足りないドライバーをHPのホームページからダウンロードして入れるのですが、赤外線で送り込みます。しかしThinkPadの赤外線は早いのですが、こちらが遅すぎです。
とてつもなく時間が掛かったので、もう一度、HDDを取り出して直接入れます。せめてと思いHPのUltrabookでコピーです。
色々やったけど、どうしてもドライブが増えなくて・・・。と思ってのですが、どうもDOS環境で丁寧にもメモリーケチるためLastdrive指定を入れてました。DOSが入ったまま98をインストールしたらその設定を引き継いだようです。でも、何処に残ってるのか判らず、Config.sysにLastdriveを書き足してやると使えるように成りました。Windows98のこの辺りの設定何処ですかね。WIN.INIとか見ても判らなかった・・・。
と言うわけで、疲れ切ったのですが、一応CD-ROMとかも交換できそうだったので、写真だけ残します。
この頃のCD-ROMドライブって、これだけでもかなり重い物ですね。バッテリーも重いけど一つ一つがかなり重かったです。
ゲームの方は、少し入れましたが、グラフィックが3D機能も無いので本当にDOSゲーム用ですね。