随分前に、嫁さんの実家で不要になったPCを引き取っていました。特徴も特になく、ほったらかしでした。
性能的には、こんな感じでギリギリWindows7マシンって感じです。
Celeron900/2.2G 2G 320G DVD±R DL/±RW/-RAM 無線LAN 15.4TFT WXGA Win7 Home Premium
早速Windows10を入れたんですが、強烈に重いです。スペック的にはXP位かなと思い、XPをインストールしてみることにしました。(サポート切れなので、色々リスクありますから気をつけましょう)
外観はまぁ綺麗な方ですね。
外観が同じで、ビジネス向きなdynabook Satellite L20/L21と言う物もあり、リース落ちで2,000円しないくらいで出回ったようなので、そっちで検索した方が情報は集まります。Celeronモデルはチップセットがモバイル インテルR GL40 Expressで、FSB800MHzのCore2なら載るようです。T8100とか検索すると千円切ってるようです。
ビジネス機と兼用なので、シリアルポート用の穴とかあります。背面はボコボコですよね。eSATA端子とかは微妙に良いカモですね。
USBポートも沢山有ります。
ボリュームはダイヤルですが、電子的に対応しているようです。
背面にVGA端子や有線LANが有ります。無線LANも11nまで対応の物が内蔵されていました。
メモリーはDDR2の1GBの物が2枚です。手持ちのあまりは、1GBのしか無かったので増設出来ないです。検索すると、いまだと2GB×2枚で1,500円位みたいですね。
Windows10のHDDはそのまま残して、余ってた古いSSDを取り付けます。書き込みが結構遅いのですが、SATA2なら良いかなと。
SATAの端子は固定されて無くて短いケーブルでぶら下がってます。取り外しは兎も角、取り付けが結構面倒でした。写真の距離くらいしか出てこないんですよね。
XPを入れるので、BIOSからHDDのモードをIDEに変更します。BIOSのデザインが昔っからの東芝って感じですよね。ESCキーを押しながら電源ボタンで、BIOSモードになります。
TechNetの残りのライセンスでインストールです。今回はXPのMedia Center Edition 2005を入れました。CD2枚組です。SP2のProfessionalに、おまけソフト付きって感じですね。
ライセンス認証が大変で、電話をかけて6桁×9個の数字を入力し、おつりも6桁×7で入力します。
インストールはあっさり終わりです。腐ってもSSDですね。
XPのTabletやMCEは、テーマが少しだけ上品になったブルーがあります。壁紙の草原も少し綺麗です。このあたりがちょっとお気に入りポイントです。
認識出来てない一覧です。チップセットやグラフィック、音源、ネットワーク、カードリーダー系辺りが認識出来ていません。
Windows7のドライバーはアップされているので使える物はそこから拾います。一応Intelのサイトとかからも拾える物は拾います。
SP3やIE8、DirectX9を当てます。
IDEモードでインストールしたので、フリーのツールを使って、AHCIに切り替えるためにドライバーを読み込ませます。
配布サイトが消えちゃってたので、アーカイブサイトから頂きました。AHCIのドライバーはIntelのサイトからダウンロードしました。
Intelのサイトはちょくちょく模様替えするので「f6flpy-x86.zip」で探せば良いと思います。
またBIOSでAHCIに変更して起動させるとドライブ類が再認識されます。チップセットドライバーも再度入れたら良いみたいです。
東芝のツール類は、XPでも動くようです。
MediaCenterっぽい画面も出してみます。対応のチューナーなんて載ってないので、殆ど使えません。Vistaには、ビジネスとか以外は搭載されていましたよね。
ここら辺りでCドライブは7GBくらい使っていました。今となっては小さく感じますね。当時の40GBのHDDに入れてたら結構キツかったんだと思いますが。
ベンチも走らせてみました。こんなもんですかね。
FinalReality。表示は普通に出来ました。
デイトナとか入れたら表示は結構ヘンテコだったので、3Dゲームはこの頃のチップセット内蔵だと厳しいですね。
DVDの再生は特に問題なし、フルHDは無理だと思います。Core2に変えるか悩みどころですね。似たようなマシン一杯転がってるし。
XPなのでDOSのソフトもそこそこ動きます。とは言え、この辺りは98とかの方が良さそうですね。
XPとしてはそこそこ早いのですが、GPUが載ってたらもう少し遊べる幅があるのになぁ〜って感じの微妙なマシンの出来上がりです。