続いてはPC編です。こちらは状態が悪いとはお聞きしてました。雨風はよけれるものの、古いThinkPadのピーチスキン塗装の加水分解、液晶モニターのビネガー、ニッケル水素電池の液漏れと数字三桁モデルの殆どは、残念ながらもう触ることも厳しい状態になっていました。
うちもビネガーだから廃棄とかやっていたので、仕方ないですよね。
その中でもいくつかピックアップします。
これは唯一のPC-98でした。こちらは無理言って頂きました。自宅で稼働確認しましたが、残念ながら電源部がチチチと音出して起動しませんでした。
こちらはJ-3100。上記の98と併せて、重要なプロジェクトに参加していた機体とのことです。(シールがヒント)
240シリーズです。XとZがありました。私は240シリーズは5台持っていましたが、ビネガーになってないのはもう2台です。iシリーズ版もあったのこちらは頂きました。色違い欲しかったんですよね。
チャンドラー3台です。後でもう一台出てきたので、合計4台お持ちだったようです。稼働テストしましたが、どれも起動しました。周りがあの状態なので、分けて保管が良いですよと室内保管にして頂きました。
220,230とか530とかも有ったのですが、蓋が開かないほど塗装が融解してるものもありました。
この辺りはかなり古い大型機です。ピーチスキン塗装はほんと始末が悪いですよね。BJプリンタ内蔵機とか、ひっつきすぎて取り出せませんでした。
こちらはカシオのFIVE2連チャン。CASIOもいろいろ頑張りますよね。
初期の高級マシンですね。キーボードを跳ね上げていろいろ交換が簡単だったのですが、ロックがうまく外れませんでした。
タブレットマシンもいくつかありました。サイズ感わからないと思いますが、タブレットと言うより石版です。3キロくらい有るんじゃ無いかと思います。
IBMつながりでPowerBookの2400Cもありました。APPLE製品は管轄外ですと言うことで、頂いてきました。こちらは起動はするもHDD認識せずでした。分解が少し大変なんですよね。
トランスノートも埋もれていました。こちらはべたつきはありますが、少しましです。相変わらずかっこいいですね。開くと結構デカかったりしますが。
こちらはThinkPadのご先祖様機ですね。こちらも起動を試したいところですが、なにせ電源とかもややこしくて・・・。インジケーター周りが、電算機とか書いてそう。
PowerPC搭載機もありました。こちらも外装がかなりべたついています。貴重な機体ではありますが。
701Cはプラ部分も一部劣化していました。486マシンなのでDOSなんかが楽しそうですが。
こちらも240っぽいですが、WindowsCE機です。日本で出回らなかったので、国内ではかなり珍しいかもですね。普通に起動してくれました。
モノクロマシンあたりは塗装が違い特にべたつきもありません。ちゃんと起動もしましたが、HDDが駄目だったようです。これくらい古いマシンは是非遊んで見たいところなんですよね〜。
もう少し新しめのS30系のマシンや、X6xやX300マシンなどまだまだお部屋で保存されていて、10年くらい前のまでは、まだそれなりにあるようでした。25周年記念の7段キーボードモデルもちゃんと購入されているんですよね〜。
コロナ騒ぎが続いている中なので、以前のようにThinkPad仲間で集まることも出来ず少し残念です。じっくり個別に試させて頂きたいこともあるものの、時期的にはまだまだ難しいですよね。
とはいえ、いくつかのマシンもお譲りいただいたので、それぞれについては、また書いていきたいと思います。
Kamikenさん、いろいろとありがとうございました!
どれも見ていて悲しくなりますね。
今はもう生産されなくなって数が減りつつある貴重なIBMのThinkpadが少しづつ役目を終えて、パソコンとしての命も消えていく様は世の無情を感じます。