これもまたKamikenさんに頂いたマシンです。
現代的なものもどうぞと言うことで、なかなかの高級機です。
メモリーやストレージはついていないと思うとのことでしたが、実際は1GBのメモリーと320GBのHDDが入っていました。スペック的にはまCore i5-2520M搭載でだまだ使えそうなので、パーツ交換と気になるところをいくつか触ってみました。
X1はX201番台くらいのキーボードからアイソレーションキーボードに変わったときで、いろいろ方向転換する時のマシンですね。当時は最薄マシンとして出てきました。
もっとも重さも1.7k近かったり、液晶の解像度が1366*768といまいちぱっとしないところもあるので、沢山売れた感じは無かったと思います。今に続くX1シリーズの最初のモデルなんですが。
電源は四角になる前の丸形タイプです。これは角度見なくてもさせるので未だに便利だとは思います。
USB3.0、HDMI、miniDP、eSATA端子なんかが並んでいます。
液晶は解像度以外にも、この時代のTN液晶モニターは、かなり見にくいものも多かったです。表面は強度維持のためゴリラガラスが貼られていますが、反射対策のコーティングがほぼ無い感じで、そのままの反射になります。
視野角も結構きつめなのと、サブピクセル配置がペンタイルのような配列なので、文字がぼやけ気味です。(スムージングと言うよりテレビ向きって感じで)その分、動画再生だと気になりにくいっての利点はあります。
Windows7でリカバリ状態で入っていましたが、Windows10にします。
m-SATAが入るスペースがあったので、ここにSSDを入れてみます。ただSIM用のスロットなのかアンテナが来ていて、SSDを差し込むとキーボードが当たって都合が少し悪いです。結果配線は途中で切断しました。
メモリーは最大8GBまでらしいので、E520に指していたメモリーを半分奪ってきました。16GBって書いてますが2枚で16GBです。スロットが一つなのは残念。
HDDは7mm厚のもので1TBに差し替えています。
そのほか、この時期のものでももうピーチスキン塗装の加水分解が始まっており、特に液晶周りがベタベタでした。液晶モニターの根本付近はかなり酷いので、アルコールですべて拭き取りました。周りのゴムもべたつきがありましたが、軽く拭くとなんとかです。強く拭くとゴムも少し溶けてきます。
筐体の天板や背面のべたつきはないのですが、パームレスト辺りも少しべたつき始めています。少しぬらし気味のティッシュで拭きましたが、紙のかすだらけでどうにもならず、ハンドクリーム塗ればましになるって事で試しましたが、拭き取ったすぐ後は確かにましに感じますが、1日経てばあんまり変わらなかったです。
Twitterで教えて頂いた、水性アクリルのつや消し透明を塗ってしまえば手触りも悪くないままべたつきは消えるとのことでした。綺麗に仕上げるのは筆塗りの技術も必要そうで、どうしても駄目になったら試してみたいと思います。
後は、内蔵バッテリーが完全消耗しているので、時々このメッセージがポップアップ表示されるのが気になります。わかってるけどせめて隅っこに出して欲しいなぁと。※C: \Windows\SysWOW64\Lenovo\PowerMgr\PowerMgr.exeこのファイルをリネームしてしまえば消えました。
充電回数は8回となっていたので、完全放電してしまったようですね。1週間ほど充電し続けてみたのですが、復活せずです。もっと古いThinkPadは逆に生きてたりするんですよね。
と細かい気になる点はあるもののスピード的には問題なく、なんだかんだで頂いてから、ほぼ毎日つかっていたりします。手がかかる方がって奴ですかねw
動画も作ってみました。