まだまだ頂き物シリーズが続きます。
今回はThinkPad i1124です。240シリーズの最後のモデルです。中でも93Jと言うXGAパネルを積んだ集大成機みたいな機種です。
以前、何回かThinkPad240は紹介してきましたが、かなりお気に入りの機種でした。ただ240ZあたりのXGA機を手に入れること無くX20を使っていました。3D機能とか欲しかったってのもあったと思います。
iシリーズって事もあり本体の色シルバーブラックだったりします。
機種表示もiSeriesになっています。
キーボードもiSeries特有のものがあります。この辺りのショートカットを使うアプリは、今のレノボのサイトには落ちてないようです。
PentiumIIIの500MHz搭載なので600X並の性能があるんですよね。結構高性能です。手持ちの240は440DX初代機の400MHzまででした。
2台を並べるとこんな感じです。
裏も同じですね。HDDパックは使い回し可能です。
側面だけLANのポートがついてたりで変わっています。ただこのLANのポート240Z用で中にLANのボードが無いので使えません。この辺りボードの差し替えとか聞いたような気がしますが・・・。
ビネガーで液晶がくさくさになってしまった240でMeが入ったのがったので、HDDパックを付け替えました。ドライバー類はレノボのサイトから落としてきました。240Zだとチップセットなども違い、いくつか落としてこないとです。
液晶自体が小さいこともあり、XGAだとかなり綺麗に見えます。かなりくっきりですよね。若干ビネガーが始まっているのが心配ですが、幸いまだあまり気になるレベルではありません。
ULV版PentiumIIIで超低電圧版と言うことです。240Zは600MHzなんですよね。バッテリー駆動時は300MHzに落ちるようです。
グラフィックチップはLynxEM+と言うものです。このチップを搭載したマシンを使うのは初めてです。あまり特徴らしい特徴はわからなかったです。
いくつかベンチマークを走らせます。2D性能はまぁまぁ普通なので、Windows95初期の3D機能が必要の無いゲームとかなら余裕はありそうです。
DOSゲームは軽々動きます。拡大補正はそれほど綺麗では無いですが、この当時のものだとMobileRadeon位無いとガタガタだった気はしますね。
Dドライブ辺りは大昔のPCのドライブに入っていたものがそのまま残っているのでいろいろ懐かしかったりします。
240Seriesの最終機が、今更手に入るとは思って無かったです。大事に使っていきたいと思います。
動画でも紹介しています。