あまりにも大量に物が来たので、順番に対応していきます。一番環境が整いやすいLibretto M3から整えます。
頂いたM3は本体と大小のバッテリーとACアダプターの組み合わせです。自分はLibretto20を持っていますがバッテリーは大小とも死亡で唯一共通部分でしたが使えません。
修復にはDiskに残っているファイルで何とか外部記憶装置を動かすことですが、この端末HD交換は簡単そうだったので、分解することにしました。
これくらいの端末になると、分解記事を書いた方のページも減ってきているようですが、ユーザーも多かったのかいくつか残っていました。今回はこの方のページを参考にさせて頂きました。
オーバークロックも比較的簡単みたいですね。まぁ今更これが少し早くなっても・・・だし、なによりLibretto20に比べたらMMX Pentium133Mhzと爆速なので十分かと。
早速分解に入ります。キーボードの上の方にあるプラを外します。これは簡単に取れました。
次はキーボードを外しますが、フラットケーブルなので少しややこしいですが、簡単な方です。コネクタの両端のノッチ?をドライバーで引っ張ると取れます。
うらのネジを外します。
Libretto20はこの上下分割が堅くて大変でしたが、M3は簡単に取れました。
基板を固定してるネジを外してしまったら基板が取り出せます。
HDを外してUSB変換をかけます。8.45mm厚のHDは持ち合わせが無いのとぱっと8GB以下のDiskが出てこなかったので、今回は交換せずにこのまま修復します。
別PCに接続します。
取りあえずファイルは読めました。でも化けたファイルとか有ったので、一部ファイルが壊れちゃったんでしょうね。
Windows98をコピーして、セットアップを始めるとスキャンディスクで引っかかります。化けてるので何が出てるか覚えてないこともあって進みません・・・。
検索したらマイクロソフトのページにsetup /isでスキャンディスクを実行せずにセットアップとあったので、これで実行します。
無事スタート・・・ですが、容量不足とかでて色々消したります。このHDは2.1GBです。
時間は40分くらいと出てましたが2時間かかっても終わらない感じかと。
とりあえず、綺麗になったので起動できます。ファイルはパッケージ版からコピーしたので東芝の文字が消えちゃいましたね。
中途半端に元々入っていたソフトが生きてる状態で動き出しました。
少し足りない物はCF経由で受け渡しです。ゲゲルさんに言われてルーターもWEPの隔離エリア作ったので、古いWifiカードも出してきてセットします。
Buffaloは古いドライバーも残してくれてて助かります。ドライバーにウイルス混入された件は・・・まぁ掛からなかったのでOKですかね。
ネットにも繋がりました。
IEが古いままだし色々パッチを集めるのも大変なのでノーガード戦法にします。2ちゃんのリブのスレッドが開けたのでよしと・・・。にしても最初に開けたスレがこれって・・・。
Windowsが起動してからスキャンディスクかけるとそれなりにエラーがありましたが、一気に綺麗になった感じです。.CHKとか化けたフォルダーが色々出てきましたがDisk自体が壊れてる感じじゃ無かったです。デフラグもかけてみます。
HDベンチはいまいちな感じですかね。何か裏で動いてたのかも。
そうそう、この液晶PentiumになってるしWindows95のシールが貼ってるからLibretto60あたりの入れ替え品ですかね?調べてみると、「Libretto for DoCoMo Model D-2」に付いてたパネルのようです。リブ20と違って綺麗ですね。
言い出したらきりが無いですが、メモリーがノーマルの32MBなので、どこかにジャンクあたりに無いか探したいのとHDはさすがに2GBは狭すぎるので何か考えたいかな・・・。
まぁバッテリーが生きてること自体が奇跡と思ってこのままでも良いかもしれませんが。
Librettoシリーズって結局20以降買うことが無かったのですが、今回色々調べてるとこの後の機種も色々出てきてて面白そうですよね。だんだん大きくなってしまったのが残念かな。
また、来年東芝ノートPC30周年記念くらいらしいので良いのが出てくるかも知れませんね。
分解の動画も撮ったので一応掲載します。今更過ぎますね(^_^;