ThinkPad史上最強装備と言われているThinkPad P70をレビュー用に貸し出していただいたので記載してみます。

※レノボ・ジャパンレビュー主催レビューコンテスト応募記事です。

最新のThinkPadの箱です。いきなりですが、考えがまとまってないの?って感じの文字がバラバラになってました〜。

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箱から取り出すと、シンプルに本体とACアダプターで、簡単に何が入っているかのリストの紙程度です。ちなみにこのP70はDirectショップのクーポンコードで割り引いても70万円程の構成です。

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表面はピーチスキン塗装では無いのですが、表面加工で手触りが良くなっています。塗装は劣化するのでこの方が良いですよね。

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特に変わった機構は無いです。モバイルワークステーションと言う事で、凄く仕事で使って、最高の性能で使い心地がいいってのがポイントだと思います。

 

ひっくり返してカバーを外したらストレージとメモリースロットが見えます。メモリーは64GBまであげれるので、キーボード側にもスロットがあります。

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貸出機はM.2スロットにMVNe対応の512GBのSSDが2本です。これをRAIDで使うように設定されています。さらにHDDを搭載出来るスペースもあります。

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両側面、背面とも端子類がかなり豊富です。思いつくような端子はすべて付いていると思います。

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液晶は17.3型サイズの3840×2160ドットのIPS非光沢パネルで、発色もかなり良いです。数年前からだと考えられないくらいThinkPadのモニター環境は良くなりましたよね。

Wシリーズと同じくキャリブレーションツールが内蔵出来ます。W700時台の物とも変わっていますね。

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液晶の周りは柔らかい素材で覆われています。閉じたときのガードですが、さりげなくなっています。

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電源はXeon E3-1505M v5+Quadro M5000Mと言う事もあり230wです。でも逆に言えばこれで収まっているんですよね。

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意外にロゴは控えめで慎ましく書かれています。ヒンジは大型と言う事もありますが、かなりスムーズで良いヒンジだと思います。こう言った所はスペック表に出ないですが大事ですよね。

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トラックポイントトラックパッド共に独立ボタンです。使い勝手優先でこの構成に戻していって欲しいですね。

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指紋認証は、置くだけのタイプです。一つ一つが進化していますよね。

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Quadro M5000MはカタログスペックではGeforce GTX 980M相当品の為、ゲーム用に使ってもかなりの性能ですね。

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と、ここまでをまとめた動画を載せておきます。何より細部については公式のページのレビューが詳しいので、詳細はもう見られた方が多いと思います。

 

これだけじゃつまんないので、手持ちのThinkPadと比べて勝てるところ無いか比べてみます。

まずは、うちの最大級ノートPC ThinkPad W700dsです。

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解像度はモニター2つでも勝てず・・・Core2のクアッドモデルを搭載するも時代の流れには勝てず・・・。なによりW700はキーボードベコベコなんですよね。

 

と言うことで、小型の物と比べてみます。が・・・PC110はThinkPadじゃ無いですよね。ThinkPad220は乾電池駆動できます。勝てますね!でも、もう起動しません。塗装の劣化も激しいのが残念です。トラックポイントに唯一対抗できると思うポインティングデバイスのトラックボール内蔵です。薄くする時代には難しいですね。

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色物?系ではX41TabletとThinkPad Helixです。X41はHDDがほんと残念です。SSD化したのですが、壊れちゃったしまたHDDに戻っています。

Helixは試作機みたいなドッキングと重さで、見栄えがどうあれTabletにしては重いし、ノートとしてはバランスが不安定で重いので、かなり中途半端です。これらは、YogaやX1Tabletの糧となっていきましたね。

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キーボードについては、ThinkPadを選ぶ理由の一つだと思います。そこで何かと話に出るThinkPad600Xです。先日一台液晶がビネガーシンドロームになったので、うちでは残り2台になりました。

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自分は、この600XでThinkPadで一気に気に入りました。キーボードの出来はもちろん。パーツの交換性や縁ぎりぎりの液晶などよく出来てるなと思って使っていました。

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もちろん、P70は今風のデザインで、7段キーボードでも無いですが、自分の場合いろんな機種を触るので段数やキーの形状云々よりどれだけ押し心地が良いかの方が気になります。P70はさすがにしっかりとした物で、全く不満の無い物でした。

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14.15型のタイプも、海外では一番売れる層ですよね。これらもキーボードの世代がありますが、置くのT500はW700と同じなのでなんですが、T410やT420のキーボードもEキーが大きくてボリュームなどがまだ独立して、それはそれで良かったです。ただ、コンビネーションも慣れたら動かす範囲が狭まるので慣れ次第ですかね。T420を仕事で使ったので、実はかなり使い込んでいました。

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EDGEシリーズは安いThinkPadなので、見かけは似てますが、キーボード自体はかなり厳しいですよね。これがThinkPadと思われるのもちょっと残念かも知れません。

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最後に小型機です。ThinkPad240はホント大好きで気がついたら5台にも成っていました。未だに毎週のように色々使ってたりします。DOSなのにSSD化したりですからね〜。

X61もモバイル機として使っていましたが、今となっては重いのとバッテリーの時間が厳しいですね。最も形状がこのままで軽量になりバッテリーが持つのが出たらもの凄く嬉しいです!あ、でもX1ならどっちも超えてるからX1の方が良いですねw

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240のキーボードはツメツメなので、使いやすくは無いのですが、なんせよく使うのでもう慣れました。

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という感じで、まだまだ枠に収まらなかったThinkPadもありますが、キリが無いのでこれ位にします。

 

と言うことで、様々なThinkPadが生まれてきて、それぞれが持っていた欠点などを、細かく改良していってそれらの集大成として出来たのが今回のP70なのかな思います。

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